しっぽでわかる猫の気持ち
しっぽは猫さんの気持ちのバロメータ、犬ほどはっきりとしたわかりやすい表現ではないですが、感情がある程度わかりますので、注意して見てみましょう。
ピンと立てている
比較的機嫌の良いとき。歩くときは立てていることが多い。個体によっては立てながらくねくねと動かしている場合もある。何か興味がある時、好奇心を発揮している時などにも。
横に振っている
速く大きく振っているときは不快なとき。イヌから類推して喜んでいるとするのは誤解である。
飼い主に呼ばれると、鳴く代わりに軽く数回振って応えることもある(何らかの形で必ず応えている)。
また、狩りや遊びなどで興奮しているときも横に振ることがある。リラックスしているときも、ゆっくり大きく振ることがある。
抱っこされている時にしっぽをフリフリしてる時はイライラやストレスを感じている時なので離してあげるように。
後肢の間に巻き込んでいる
おびえているとき。通常、耳を後ろに伏せていることを伴う。
大きくふくらませている
威嚇しているとき、または、驚いたとき。威嚇しているときは全身の毛を逆立てることを伴う。
他のネコや、人間に巻きつける
相手に親愛の情を持っている。飼い主だったらうれしい限り。
座ってパタパタさせている
座ってしっぽをゆっくり上下にパタパタさせている場合は、これから何をしようか考え中の場合。
すばやく振っている場合は不快感の表れの場合も。