猫に食べさせてはいけない食べ物
概要
万が一悪影響が出ないように、猫さんにあげないようにダメな食べ物は覚えておきましょう。
ネギ類
猫がネギ類を過剰に摂取した場合、アリルプロピルジスルフィドという成分が、猫の血液中の赤血球を壊してしまうことによって、溶血性貧血を引き起こしたり、呼吸困難、血尿、嘔吐などの身体に危険な症状を引き起こしてしまいます。
通常、猫が進んで食べるような野菜ではありませんが、ハンバーグなどのように細かく刻んで料理に入れてしまう場合、人の食べ物を普段猫にもおすそ分けしているような家庭ですと、うっかり食べてしまうことがありえます。
命に関わりますので、絶対に与えないようにしましょう。
チョコレート
興奮状態、失禁などから、摂取後2~4時間で嘔吐や下痢、呼吸の乱れが起こり、重度の場合は、全身性の痙攣発作、死に至ることも。
猫は甘さを感じる味覚はないため、チョコレートを自分から食べようとすることはまずありませんが、食べられるような状態にはしておかないようにしましょう。
アワビ
光線過敏症とは、太陽の光で、皮膚炎を起こしてしまう症状で、特に毛の薄い耳が反応しやすく、腫れやかゆみ、ひどい場合、耳が壊死して取れてしまうことも。
イカ、タコなどの一部の魚介類
チアミナーゼは、イカ・タコ・貝類といった軟体動物のほか、エビ・カニなど甲殻類やコイ・ワカサギなどの淡水魚にも含まれている。しかし、チアミナーゼは熱によって失活するため加熱すれば問題はなく、イカ・タコなどはネコにとっての必須栄養素であるタウリンを豊富に含むため、ネコには好まれ、イカ入りのキャットフードも存在する。ただし、イカ・タコなどは消化があまりよくないため、多量に摂取すると消化不良を起こす。
牛乳・乳製品
牛乳を飲みたがる猫、喜ぶ猫は多いですが、与える場合は、乳糖をカットしている牛乳や、最初から問題ないように成分調整されている、猫専用ミルクが市販されているので、そういった商品を与えるようにしましょう。